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【ボランティア団】活動報告書 南三陸

特定非営利活動法人CHALLENGE TO CHANGE JAPAN活動報告書

 

1.     日程

平成24127日~130

2.     ボランティア滞在地

宮城県本吉郡南三陸町

3.     活動内容

南三陸町災害ボランティアセンターに、ボランティア団を派遣した。

震災から10か月が経過し、震災直後と比較して、道端に飛散した瓦礫類は大凡が集積され、路面は自動車が問題なく走行できるまでに整備されている。

災害ボランティアセンターから活動場所までの移動の間の、車中からの街並みの風景。

目に付く大きな瓦礫類は取り除かれていることが分かる。

当日のボランティアには、約40名ほどが参加した。

業務内容は、津波により流された瓦礫・廃棄物が散乱した一画での、瓦礫撤去業務。

5km四方の一画を、人力で廃棄物を拾い集めて整備する作業である。

  

ボランティア実施日の前日に、懇意になった現地の方のお話では、以前に某氏も同様の作業を実施していたが、作業実施後に同地区は大型建設重機により、跡形もなく舗装されたと話していた。

 

労力と比較して、物質的な効果の少ない業務であることは明白だが、震災後10か月経過した現在でも、現地に赴いて、ボランティア活動を実施することには大きな意義がある。

ボランティア当日に、活動場所傍で新規オープンした喫茶“さんさカフェ”

当日はオープン記念で、県外のボランティア参加者にも間食でカレーが振る舞われた。

 

マンパワーにより作業できる業務は大きく減っているが、“さんさカフェ”に象徴されるように、復旧から復興へ向けた過渡期であるこの時期に、県内外を問わず、現地との交流を失わないことが、現地では大きな意義を持つ。

 

宿泊させて頂いた民宿は、牡蠣の養殖業を営んでおられ、宿泊翌日の朝食では獲れたての牡蠣を用意して頂いた。

震災後に壊滅的な被害を受けた現地の牡蠣養殖業も、着実に復興へと向かっている。


宮城県産の牡蠣は、いつ食べても美味である。

 

 

4.     後記

これまで需要が高かった瓦礫処理・泥出し等のボランティア業務も、今後はニーズが減少していく。それでも、娯楽・音楽・教育等、復興に向けて、多面的に交流していくことはボランティアの受け入れ側・活動者の双方にとって、有意味な時間となるはずである。

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